1962-03-06 第40回国会 参議院 運輸委員会 第11号
○説明員(吾孫子豊君) 三十二年に発足いたしました第一次の五カ年計画のときには、ちょうどその前に、戦中、戦後の非常に老朽荒廃した施設をたくさん抱えておりましたので、そういうものを早く安全な状態にしなければならないということで、当時の第一次五カ年計画の重要な柱の一つにしておったわけでございますが、その老朽荒廃施設の復旧整備という仕事は、おかげさまで大体完了いたしましたので、第二次の五カ年計画においては
○説明員(吾孫子豊君) 三十二年に発足いたしました第一次の五カ年計画のときには、ちょうどその前に、戦中、戦後の非常に老朽荒廃した施設をたくさん抱えておりましたので、そういうものを早く安全な状態にしなければならないということで、当時の第一次五カ年計画の重要な柱の一つにしておったわけでございますが、その老朽荒廃施設の復旧整備という仕事は、おかげさまで大体完了いたしましたので、第二次の五カ年計画においては
○説明員(吾孫子豊君) 先ほどもちょっと申し上げましたけれども、現在の五カ年計画、今までやっておりましたもの中では、老朽荒廃施設の取りかえということが非常に重要な要素になっておったわけでございます。
○吾孫子説明員 先ほども申し上げましたように、何と申しましても輸送の安全確保ということは最重点に考えなければなりませんでしたので、老朽荒廃施設の取りかえ、改良というようなものに重点を置いて資金をつぎ込んだために、その他の項目につきましては実行が、計画がずれていくというようになったわけでございまして、そのために電車の増備その他がだいぶ計画よりおくれましたことの最大の原因は、やはり資金が足りなくなったということでございます
○吾孫子説明員 この前の五年計画の三本柱のうちの一つは、戦中、戦後に老朽、荒廃した施設を取りかえて、輸送の安全をはかるというところにあったということは、再々申し上げておるところでございまするが、この老朽、荒廃施設の取りかえ、改良は、何と申しましても第一段にやらなければならないことでございますので、全力をあげてやってきたような次第でございまして、私どもといたしましては、ほぼ完全に近い状態にあると申し上
しかし、当時、三十二年に五カ年計画を発表いたしました際に、運賃の改定によって得られる財源というものは、すべていわゆる資本投下、輸送力増強あるいは老朽荒廃施設の取りかえ改善というようなことに使うのであって、人件費のことについては一切、ベース・アップその他も考えないという前提でスタートをいたしておりましたのが、五カ年計画に着手後間もなく仲裁その他が出るようになりまして、そのために人件費に相当大幅に財源を
○説明員(吾孫子豊君) 現在の五カ年計画の進捗状況につきましては、ただいま運輸大臣からお答えがございました通りでございますが、この現在の五カ年計画は大体三つの柱があったわけでございまして、一つは老朽、荒廃施設を取りかえるということ、もう一つは輸送力を増強するということ、もう一つは輸送の近代化、合理化をはかる、こういう三本の柱でスタートしたわけでございますが、現在までの資金投入のパーセンテージは、大臣
○説明員(吾孫子豊君) 当初の五ヵ年計画を策定いたしました際に、いろいろやはり項目別に考えておったわけでございますが、それらの中でたとえば老朽荒廃施設の取りかえというようなことは、鉄道の安全のためにも急いでやらなきゃならない事情にありましたので、そういうようなものは割合早く進んだわけでございます。
従つて今後はこれらの老朽荒廃施設については、政府に十分ひとつめんどうを見ていただいて、今後こうした人命、財産に損傷を与えるような事故が起らないように、万全の措置をとつていただきたいと思います。